〈とりびあ〉小児救命救急センター(埼玉医科大学総合医療センター)
2016年01月28日更新
救急医療体制の強化へ
埼玉医科大学総合医療センターを小児救命救急センターに指定
高度救命救急センター
埼玉県は、診療科領域を問わず、全ての重篤な小児救急患者を24時間体制で受け入れる
小児救命救急センターに、埼玉医科大学総合医療センターを指定した。今回の指定は
県内初で全国では9番目。運用開始は3月1日から。
1月23日に行われた同医療センターの高度救命救急センター新棟の竣工式に上田清司知事が出席し、
小児救命救急センターの指定証を交付した。
小児救命救急センターの主な要件は
(1)重篤な小児救急患者を24時間体制で受け入れること
(2)24時間診療体制を確保するために必要な職員を配置すること
(3)専用のPICU(小児集中治療室病床)を6床以上確保すること――がある。
今回竣工され高度救命救急センター新棟にはPICUを8床設ける。
同病院は、埼玉県唯一の高度救命救急センターや総合周産期母子医療センター、ドクターヘリ基地病院にもなっている。
上田知事は式典で、原則全ての重篤な小児救急患者を24時間体制で受け入れることに対して感謝の意を述べた。
(2016/01/28 埼玉県)